「SCUEL DATA REPORT」
~激変する医療業界を、弊社の高鮮度で精緻なデータベースの数字から読み解く。
◆SCUEL DATA REPORT
~ 「地域の調剤薬局の今」Vol.13
■薬機法改正で登場した新たな薬局の認定の要件
かかりつけ薬剤師・薬局の機能を担う薬局として、この夏より認定が開始された「地域連携薬局」と「専門医療機関連携薬局」。地域連携薬局の認定や報告に必要なものの1つに「無菌製剤処理」についての内容がございます。
今回のホワイトペーパーは、保険調剤薬局が厚生局に届出ている「無菌製剤処理加算」について、地域の充足状況を二次医療圏毎に俯瞰できます。
もう一つに、保険調剤薬局が厚生局に届出ている「地域支援体制加算」についての件数も表示。保険調剤に係る医薬品として 1200 品目以上の医薬品を備蓄することをもとめられるなど、地域にとって心強い薬局がどの程度普及してきているかの確認が可能です。
<以下 厚労省資料より引用>
無菌製剤処理加算にに関する施設基準 ※1
(1) 2名以上の保険薬剤師(うち1名以上が常勤の保険薬剤師)がいること。
(2) 無菌製剤処理を行うための無菌室、クリーンベンチ又は安全キャビネットを備えているこ と。ただし、医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律施行規則 (昭和 36 年厚生省令第1号)第 11 条の8第1項のただし書の規定に基づき無菌調剤室(薬 局に設置された高度な無菌製剤処理を行うことができる作業室をいう。以下同じ。)を共同利用する場合は、この限りでない。
地域支援体制加算について(※2)
※1 施設基準の概要については下記から引用(2021/09/15 中医協総会資料)
https://www.mhlw.go.jp/content/12400000/000666311.pdf
※2 令和2年度診療報酬改定の概要(調剤)
https://www.mhlw.go.jp/content/12400000/000608537.pdf
■ホワイトペーパーでは、以下の数値を掲載 (2021年7月時点)
- 「無菌製剤処理加算」の届出 二次医療圏別 保険薬局数件数
- 「地域支援体制加算」の届出 二次医療圏別 保険薬局数件数
図は分析例
(詳細をご希望の場合は弊社までお問い合わせください)
■ 施設基準データセット(薬科)についてはこちら
https://scueldata.me/dataset/requirement-pharmacy/◆SCUEL DATA REPORT Vol.13
保険調剤薬局が厚生局に届出ている「無菌製剤処理加算」「地域支援体制加算」について調査しました。
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