データベースの種類
利用者データセット(糖尿病)は、病院、診療所データベースをご契約のお客様がご利用いただけるデータセットになります。
病院 | 診療所 | 歯科診療所 | 薬局 | 介護事業所 | 地域医療 |
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データ項目の一例
- データ項目はデータセットの一部です。データ型・桁数・単位等の仕様はお問い合わせください。
糖尿病透析予防指導管理料_年間算定患者数 |
糖尿病透析予防指導管理料_年間算定患者数_HbA1c |
糖尿病透析予防指導管理料_年間算定患者数血中Cre_eGFR |
糖尿病透析予防指導管理料_年間算定患者数血圧 |
糖尿病透析予防
「糖尿病は放置すると網膜症・腎症・神経障害などの合併症を引き起こすが、その中で糖尿病性腎症については、それが進行(重症化)し腎不全に陥ることで人工透析を要する状態となる。 人工透析を要する状態となると、患者の QOL を著しく低下させるのみならず、医療経済的にも社会的に大きな負担となる」として、厚生労働省は、2019年4月「 糖尿病性腎症重症化予防プログラム 」を改定しました。(※1)
糖尿病透析予防指導管理料について
<主な算定要件 抜粋>
入院中の患者以外の糖尿病患者のうち、HbA1cがJDS値で6.1%以上に対し、医師が糖尿病透析予防に関する指導の必要性がある患者に対し、
専任の医師、当該医師の指示を受けた専任の看護師(又は保健師 )及び管理栄養士が、日本糖尿病学会の「糖尿病治療ガイド」等に基づき、患者の病期分類、食塩制限及びタンパク制限等の食事指導、運動指導、その他生活習慣に関する指導等を実施。
糖尿病透析予防 治療実績データセット
データセットで、糖尿病透析予防指導管理料を算定している医療機関の次の状況等がわかります。
- 治療をうけている 糖尿病性腎症第2期以上の患者数(原則1年間の患者数)
- HbA1c が改善又 は維持された患者数
- 血中 Cre 又は eGFR が改善又は維持された患者数
- 血圧が改善又は維持された患者数
- 検査数値が改善した患者数の割合
分析例
- どの医療機関に 糖尿病性腎症第2期以上の患者数が多いのか
- 個々の医療機関でのHbA1c、Cre_eGFR 、血圧などの改善状況(治療実績)
- 高度腎機能障害患者指導加算の体制がある医療機関の治療実績
- 糖尿病足病変ハイリスク要因へのアプローチ(糖尿病合併症管理料)の有無
- 持続血糖測定器や皮下連続式グルコース測定などの診療体制と治療実績
糖尿病の治療は病状によって、さまざまな専門職の力を必要とします。
主に外来において、どのような施設基準で何人の患者にどのような医療サービスを提供しているのか。治療の実績はどうなっているのか、実績データをもとにスクエルデータなどを使い、様々な角度から医療機関の強みを深く読み解いていくことが可能です。