VISION

患者と医療、家族と介護をつなぐ。
患者と家族が幸せになる出会いをつくる。

人口・疾病構造の変化に対応すべく、医療・介護制度を大きく見直し、
地域包括ケアシステムを実現させる。

国は人口・世帯構造や疾病構造の変化に対応するため、医療・介護提供体制に変革を起こし、「病院完結型」から
地域全体で支える「地域完結型」の地域包括ケアシステムに移り変えようとしています。
病院単独完結するような総合的な医療サービスを目指すのではなく、医療機関同士で役割分担を行い、
地域全体の治療効率の向上と治療品質を高めることを目指しています。


病院データベース

病院は地域包括ケアシステムを実現するために、地域の医療需要と医療供給資源を考慮した上で、自らの医療機能・病床機能を選択し絞り込み、地域での立ち位置を明確にするために、病院周辺地域の医療需要・医療供給体制や、連携先医療機関のデータを必要としています。


診療所が変わる

診療所は地域包括ケアシステムを実現するために、地域のかかりつけ医として、医療の窓口となることを期待されている他、在宅医療を提供することも求められています。専門的な治療を必要とする患者をスムースに専門の病院に紹介できるためのデータや、周辺地域の在宅医療需要に関するデータを必要としています。


薬局が変わる

薬局は地域包括ケアシステムを実現するために、地域住民の健康予防や、多剤・重複投与の是正に取り組むことや、在宅医療に対応することを求められており、周辺医療機関の経営方針や介護需要等の情報をもとに薬局店舗の機能や連携先を定めるためのデータを必要としています。


介護事業所が変わる

介護事業者は地域包括ケアシステムを実現するために、地域の医療資源の状況を理解した上で、必要な介護サービスの提供拠点を理解するとともに、医療機関や薬局との連携を効率化を進めるためのデータを必要としています。


企業が変わる

企業は地域包括ケアシステムを実現するために、医療・介護現場で必要とされるものを開発することで支えること。
地域における医療・介護の将来像を予測するためのデータを必要としています。


患者・家族が変わる

制度改革のことは聞いたことがあっても、近所の病院の変化に気がつくことは難しく、知らないうちに変わっているということが起きています。かかりつけ医、専門医と出会うために、また地元の医療・介護の変化を自ら考えるために、データを必要としています。

Challenge
地域包括ケアシステムを実現するために

正確で専門的な医療介護データベースを開発し、
データベースを誰でも扱える社会をつくる。

正確で専門的な、
医療介護データベースを開発する。

100% 正確な医療機関・薬局・介護事業所のデータベースというのは、今の日本に残念ながら存在していません。医療機関の電話番号1つとっても、医療機関側が間違って都道府県に申請していたら、そのまま公開されている状況も見受けられます。都道府県が管理する医療情報システムも医療機関に登録義務はあるものの、各都道府県により管理レベルは異なり、更新頻度も登録されている医療機関の数も、情報の精度もはまちまちです。
そのため、今すぐ診療してくれる医療機関を、正しく表示するといった基本的と思えることでさえ今現在の段階では不可能ですから、専門的な検索となる「○○病でこういった治療法を専門的に行なっている医療機関、医師名、術式件数」を全国から比較検討するといったことは更に困難な状況にあるといえます。
SCUEL は公的に公開されたデータだけでは間違っている、または欠けてしまている情報を、民間企業、医療機関、患者会などと協力して補完し合い、正しく精度の高い情報インフラを構築するためのエコシステムの開発に取り組んでいます。

データを写真のように。
誰でも扱える社会をつくる。

正確かつ専門的なデータベースが存在するだけでは、医療介護の知識に詳しい、データの専門家なら扱えても患者・家族には扱えません。そのため、データベースを開発するとともに、膨大な医薬介護データベースを誰でも使えるようにデザインし、社会に根付かせる必要があると考えています。そのためSCUEL は、医薬介護データベースの構築を通じて、必要な人が必要なだけ情報を引き出して使える情報インフラをデザインすることも目指しています。
例えば、病院検索は現在、検索エンジンなどを活用してキーワードを入れて検索していますが、これからはウェアラブルデバイスからの脈拍、血圧、体温などのバイタルデータと組み合わせて、最適な医療機関をレコメンド(推薦)してくれるような時代がすぐそこまで来ていると考えています。SCUEL は疾患検知・予防領域を研究する企業と提携し、より最適な医薬介護サービスを受けられる情報インフラ構築を目指しています。

医療や介護サービスの他に、
研究班や生活支援団体ともつなぐ。

全ての病気に対して、治療薬が存在するわけではありません。
難病や希少疾患と呼ばれる病気の中には、有効な治療薬が存在しない病気もあります。一方で、難病を研究している研究者も存在します。彼らの課題の1つが、研究に協力してくれる患者が見つからないことが挙げられます。SCUEL では、研究者と患者さんをつなげる活動をするためのデータベースサービスも開発することも視野にいれています。また、多くの難病患者さんは医療サービスよりも生活支援サービスを求めている声も多くあります。そのため、治療法が確立していない病気や研究者がいない病気の患者さんと向けに、学習支援団体や、就労支援団体等とつなげる活動をするためのデータベースの開発およびサービスの開発をすすめています。

患者と医療、家族と介護をつなぐ。
患者と家族が幸せになる出会いをつくる。

SCUEL データベースを作る目的は、地域包括ケアシステムの実現と、患者と医療、家族と介護をつなぐこと。そして、患者・家族が幸せになる出会いをつくり医療・介護従事者も幸せになる社会をつくることです。
しかし、医療・介護のデータベースの裾野は広く、また専門性が必要なことから、当社だけで実現するにはとても難しく、行政・医療介護従事者・民間企業・研究者・患者団体の皆さまに、協力をお願いしながら、データベースを整備し、可能性を広げていく活動を行った方がデータベースの品質を高められると考えています。
SCUEL データベースを運営するミーカンパニーは、エンジニア、デザイナー、医療従事者、医療コンサルタント等さまざまなバックグランドを持ったメンバーを募集しています。

パートナー募集

SCUEL データベースの可能性を広げていただけるビジネスパートナーを募集しています。

キャリア採用情報

SCUEL データベースの企画開発を中の人となり取り組むエンジニア・コンサルタントも募集しております。

会社紹介

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