「SCUEL DATA REPORT」   
~激変する医療業界を、弊社の高鮮度で精緻なデータベースの数字から読み解く。

◆SCUEL DATA REPORT Vol.4 ~「地域で外来がん患者を支える」
外来がん化学療法の質向上のための総合的な取組は進んでいるのか?

外来化学療法加算1に加え、連携充実加算の体制をもつ医療機関と、その医療機関とレジメンの研修などで連携関係を持っている保険薬局が地域にどれだけあるのか。
外来でがん治療を続ける患者にとって、心強い支援体制がどれだけあるのか。

2021年3月時点の厚生局届出状況から、二次医療圏ごとの医療資源量を集計しました。
地域ごとの資源マップとあわせてご提供いたします。

■診療報酬改定での保険薬局の経過措置について

「保険医療機関が実施する抗悪性腫瘍剤の化学療法に係る研修会に当該保険薬局に勤務する常勤の保険薬剤師が年1回以上参加していること」の要件が、今回の診療報酬改定で2020年9月30日までの経過措置となっていました。その期間を過ぎ、実際に今、地域にどれだけ外来がん患者をささえる保険薬局の体制があるのか読み解くのに役に立ちます。

■薬機法改正で8月から始まる薬局の新たな認定

薬機法改正で新設された認定のうちの1つ「専門医療機関連携薬局」は、がん等の専門的な薬学管理に関係機関と連携して対応できる薬局とされています。特定の機能を有する薬局が地域に増えることで、がん患者の治療を支え、治療の選択肢が増えるのかもしれません。

今回のホワイトペーパーでは、診療報酬改定および、このコロナ禍での地域医療の変化や特徴を次の数字から俯瞰できます。

ホワイトペーパーでは、以下の件数を掲載

[外化連] :連携充実加算(質の高い外来がん化学療法の評価)
二次医療圏ごとの医療機関の届出数
[特薬管2] :特定薬剤管理指導加算2(薬局でのレジメンを活用した薬 学的管理等の評価)
二次医療圏ごとの保険薬局の届出数

制度の詳細はこちら ※厚労省 「令和2年度診療報酬改定の概要」P18   https://www.mhlw.go.jp/content/12400000/000608537.pdf

■地方厚生局ごとの地域の医療資源量 地図(2021年3月時点)

医療資源量_北海道
医療資源量_東北
医療資源量_関東甲信越
医療資源量_東海北陸
医療資源量_近畿
医療資源量_中国四国
医療資源量_九州沖縄

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◆SCUEL DATA REPORT Vol.4
このコロナ禍でのオンライン服薬指導に関する地域医療の変化や特徴を確認できます。
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