神戸市中央区の地域計画データ

兵庫県 / 二次医療圏 神戸(東灘区・灘区・兵庫区・長田区・須磨区・垂水区・北区・中央区・西区、556.94km²) / 市区町村コード 28110 / 面積 28.98km²(神戸市 556.93km²) / 兵庫県の一覧へ

250mメッシュ単位の将来推計人口に、世帯の構成、所得と住宅、医療・介護・保育の施設分布、災害想定区域、都市計画(用途地域・容積率・立地適正化計画)を重ね、需要の変化と立地の制度条件を同じ画面で確認するためのページです。開業・移転の立地検討、事業計画のエリア評価、立地適正化計画の点検にお使いいただけます。

map地図で見る(人口メッシュ・ハザード・施設を重ねて確認)arrow_forward医療・介護BCPデータ

groups人口の見通し(神戸市中央区)

147,518
総人口 2020(実績)
151,302
総人口 2050(推計)+2.6%
18,469
elderly75歳以上 2020
29,697
75歳以上 2050(推計)+60.8%

人口の推移を読む — 見たい人口を選ぶ

現在の男女比: 男 46.3%・女 53.7%(2020年)。人口密度 5,090人/km²。年齢各歳の内訳・任意年齢帯の集計は地図画面から。

要介護・要支援認定者のタブは神戸市全体の値です。介護保険の保険者は市の単位で、行政区ごとの内訳が公表されていません。

groups世帯の構成 ― 家族か、独り身か(中央区・2020年)

世帯の型は、在宅医療・服薬管理・見守りの必要量と、住宅の需要の両方に効きます。1人世帯の割合と、そのうち65歳以上が占める割合を、市と全国に並べて確認できます。

一般世帯 90,807世帯。半分以上が1人世帯です。

中央区中央区 1人世帯 58,449世帯(64.4%)64.4%神戸市神戸市 1人世帯 318,372世帯(43.4%)43.4%全国全国 1人世帯 21,151,042世帯(38.0%)38.0%
世帯の型世帯数一般世帯に占める割合
単独世帯58,44964.4%
核家族世帯28,86831.8%
 うち65歳以上の世帯員がいる10,28811.3%
夫65歳以上・妻60歳以上の夫婦のみ5,4546.0%
65歳以上の単独世帯10,67111.8%

65歳以上の1人暮らしは10,671世帯で、1人世帯の18.3%、一般世帯全体の11.8%にあたります。国勢調査(令和2年)の一般世帯ベースで、施設等の世帯は含みません。

人口集中地区(DID)に住む人は 146,885人、総人口の99.6%。面積では62.6%。DIDは人口密度4,000人/km²以上の地区が連なり5,000人以上になる範囲で、市街地の広がりの目安です。

payments所得と資産

支払余力を読む節です。所得の統計は市区町村単位までしか作られないため、政令指定都市の行政区では所得を示せません。所得は市の値、住宅は区の値である点に注意してください。

417.0万円
納税者1人当たり課税対象所得(神戸市)
100位/1,742
全国順位(中央値 318.1万円の1.31倍)

兵庫県内の納税者1人当たり課税対象所得(上位8市区町村)

芦屋市芦屋市 887.3万円887.3万円西宮市西宮市 502.3万円502.3万円宝塚市宝塚市 463.7万円463.7万円神戸市神戸市 417.0万円417.0万円三田市三田市 394.9万円394.9万円川西市川西市 389.5万円389.5万円伊丹市伊丹市 385.6万円385.6万円姫路市姫路市 379.6万円379.6万円

課税対象所得を所得割の納税義務者数で割った値(2024年)。給与以外の所得を含み、所得控除を差し引く前の金額で、納税義務者でない人(専業主婦・多くの学生・非課税の年金受給者など)は分母に入りません。「平均年収」とは定義が異なります。政令指定都市の行政区には集計がないため神戸市全体の値です。

住宅・土地統計調査(2023年)。所得と違い、住宅は区単位で公表されます。持ち家率は38.3%(持ち家 32,910・借家 52,980)で、神戸市全体(60.4%)より22.1ポイント低く、1住宅当たり延べ面積は55.7m²です。

区単位で分かる資産の代理指標 ── 住宅ストック

住宅中央区神戸市
居住世帯あり住宅数91,710730,600
持ち家数32,910423,700
借家数52,980278,100
1住宅当たり延べ面積(m²)55.777.5

work働く人の産業(中央区・経済センサス)

昼間人口の中身です。中央区内の民営事業所で働く人は253,929人(2021年・全産業)。サービス業(他に分類されないもの)・卸売業,小売業・宿泊業,飲食サービス業の3産業で従業者の50%を占めます。産業構成は、産業医・企業健診・労働災害・外来の平日昼需要を読む土台になります。事業所の所在地でなく従業地ベースの数値です。

19,235事業所
民営事業所数
253,929
民営事業所の従業者数
13.2
1事業所当たり従業者数
47.2%
従業者に占める女性(男 133,294・女 118,956)
8,765人/km²
従業者密度

最も従業者が多いのはサービス業(他に分類されないもの)で 50,447人(従業者の19.9%)。上位3産業で50.2%を占めます。

サービス業(他に分類されないもの)サービス業(他に分類されないもの) 50,447人/事業所1,627所50,447人(19.9%)卸売業,小売業卸売業,小売業 48,101人/事業所4,734所48,101人(18.9%)宿泊業,飲食サービス業宿泊業,飲食サービス業 29,003人/事業所3,838所29,003人(11.4%)医療,福祉医療,福祉 20,810人/事業所1,059所20,810人(8.2%)運輸業,郵便業運輸業,郵便業 16,609人/事業所718所16,609人(6.5%)学術研究,専門・技術サービス業学術研究,専門・技術サービス業 14,874人/事業所1,866所14,874人(5.9%)製造業製造業 13,838人/事業所472所13,838人(5.4%)金融業,保険業金融業,保険業 11,832人/事業所463所11,832人(4.7%)

従業者数(従業地ベース・2021年6月1日・民営)の上位8産業。1事業所あたりの従業者数はサービス業(他に分類されないもの)31.0人・卸売業,小売業10.2人・宿泊業,飲食サービス業7.6人。

産業(大分類)事業所従業者1所あたり女性比率常用雇用率
サービス業(他に分類されないもの)1,62750,44731.050.3%94.1%
卸売業,小売業4,73448,10110.251.6%90.1%
宿泊業,飲食サービス業3,83829,0037.658.0%82.7%
医療,福祉1,05920,81019.770.3%91.8%
運輸業,郵便業71816,60923.121.4%93.9%
学術研究,専門・技術サービス業1,86614,8748.038.5%84.1%
製造業47213,83829.328.3%94.1%
金融業,保険業46311,83225.653.8%97.3%
情報通信業47910,93522.829.5%95.2%
不動産業,物品賃貸業1,59510,8386.835.9%78.2%
生活関連サービス業,娯楽業1,1759,2577.959.6%80.9%
教育,学習支援業5017,63715.252.1%86.2%
建設業6417,27811.422.2%89.8%
電気・ガス・熱供給・水道業222,03592.512.4%98.3%
複合サービス事業353068.752.6%99.0%
農業,林業911913.226.1%88.2%
漁業11010.0—%80.0%
産業の構成(中分類・従業者数上位12)12
産業(中分類)事業所従業者1所あたり女性比率常用雇用率
その他の事業サービス業58425,29243.345.2%93.7%
飲食店3,64024,6336.858.5%80.8%
職業紹介・労働者派遣業18918,73099.162.9%96.3%
医療業71214,15719.969.1%91.4%
飲食料品小売業6728,52012.765.1%91.4%
運輸に附帯するサービス業3277,63123.321.5%93.7%
不動産賃貸業・管理業1,1297,6006.734.8%75.3%
機械器具卸売業5227,36714.123.6%94.1%
情報サービス業3157,36623.425.3%94.8%
その他の小売業1,0686,8406.460.6%86.3%
専門サービス業(他に分類されないもの)1,2676,7715.343.3%75.4%
その他の卸売業4896,42513.145.3%90.6%

民営事業所・2021年。女性比率は男女計に対する女性の割合です。区域全体の女性比率47.2%に対し、医療業は69.1%と高くなります。

常用雇用者規模別(2021年6月1日・民営)。常用雇用者9人以下の小規模事業所が14,981所=全体の77.9%を占める一方、そこで働く人は56,036人=22.1%です。100人以上の事業所は308所(1.6%)で、従業者の36.1%が集まります。

0人0人 従業者6,727人/事業所4,417所6,727人(2.6%)1~4人1~4人 従業者23,733人/事業所7,273所23,733人(9.3%)5~9人5~9人 従業者25,576人/事業所3,291所25,576人(10.1%)10~19人10~19人 従業者31,106人/事業所2,118所31,106人(12.2%)20~29人20~29人 従業者19,629人/事業所795所19,629人(7.7%)30~49人30~49人 従業者23,818人/事業所593所23,818人(9.4%)50~99人50~99人 従業者31,568人/事業所440所31,568人(12.4%)100~199人100~199人 従業者27,423人/事業所190所27,423人(10.8%)200~299人200~299人 従業者12,284人/事業所51所12,284人(4.8%)300人以上300人以上 従業者52,065人/事業所67所52,065人(20.5%)

事業所の規模

常用雇用者規模事業所従業者事業所の構成比従業者の構成比
0人4,4176,72723.0%2.6%
1~4人7,27323,73337.8%9.3%
5~9人3,29125,57617.1%10.1%
10~19人2,11831,10611.0%12.2%
20~29人79519,6294.1%7.7%
30~49人59323,8183.1%9.4%
50~99人44031,5682.3%12.4%
100~199人19027,4231.0%10.8%
200~299人5112,2840.3%4.8%
300人以上6752,0650.3%20.5%
産業の構成(小分類・従業者数上位20)20
産業(小分類)事業所従業者1所あたり
労働者派遣業14818,320123.8
建物サービス業17310,88762.9
他に分類されない事業サービス業31710,41432.9
病院249,680403.3
ビルメンテナンス業1108,84880.4
専門料理店1,1108,8217.9
都道府県機関206,972348.6
ソフトウェア業2756,27122.8
バー,キャバレー,ナイトクラブ1,0774,5904.3
酒場,ビヤホール6004,1256.9
不動産管理業1963,94720.1
その他の専門料理店4623,7808.2
行政機関363,759104.4
警備業693,75554.4
船舶製造・修理業,舶用機関製造業173,622213.1
婦人・子供服小売業4163,4688.3
医薬品・化粧品等卸売業1073,41631.9
自然科学研究所593,36357.0
その他の飲食料品小売業3063,35311.0
港湾運送業1043,33932.1

全事業所(国・地方公共団体を含む)・2021年。

医療・福祉の内訳(小分類)34
医療・福祉の内訳事業所従業者女性比率
医療業71214,15769.1%
保健衛生2875263.0%
社会保険・社会福祉・介護事業3185,90074.0%
管理,補助的経済活動を行う事業所(83_医療業)48
病院249,680
一般診療所2543,077
歯科診療所1651,067
助産・看護業21210
療術業220713
医療に附帯するサービス業27456
助産所12
看護業20208
歯科技工所1059
その他の医療に附帯するサービス業17397
保健所1199
健康相談施設26660
その他の保健衛生6196
管理,補助的経済活動を行う事業所(85_社会保険・社会福祉・介護事業)774
社会保険事業団体381,263
児童福祉事業1071,735
老人福祉・介護事業1122,699
障害者福祉事業57552
その他の社会保険・社会福祉・介護事業16153
保育所671,033
その他の児童福祉事業40702
特別養護老人ホーム8598
介護老人保健施設5510
通所・短期入所介護事業31414
訪問介護事業41751
認知症老人グループホーム4119
有料老人ホーム7159
その他の老人福祉・介護事業16148
更生保護事業12
他に分類されない社会保険・社会福祉・介護事業15151
常用雇用者規模(医療・福祉)10
常用雇用者規模(医療・福祉)事業所従業者
0人174270
1~4人3411,230
5~9人2652,143
10~19人1502,322
20~29人35868
30~49人371,423
50~99人272,164
100~199人202,877
200~299人4983
300人以上66,530

産業構成は昼夜間人口(人口の推移タブ)の「昼の中身」であり、産業医・企業健診・労働災害・外来の平日昼需要を読む土台になります。

monitoring地価公示から見た土地の価格(中央区・2026年)

地価公示は国が毎年1月1日時点で評価する標準地の正常価格で、中央区内には39地点あります。用途地域の構成がそのまま価格に表れるため、開業・移転の初期費用と賃料水準の目安として、住宅地・商業地・工業地の区分ごとに並べています。

36.4万円/m²
住宅地の平均(13地点・最高 66万円)
147.8万円/m²
商業地の平均(25地点・最高 800万円)
18.5万円/m²
工業地の平均(1地点・最高 18万円)
20162019202220242026住宅地 276,385住宅地 363,692住宅地 36.4万商業地 748,000商業地 1,477,880商業地 147.8万工業地 84,000工業地 185,000工業地 18.5万

住宅地は2016年 27.6万円/m² から2026年 36.4万円/m² へ 1.32倍。

商業地は2016年 74.8万円/m² から2026年 147.8万円/m² へ 1.98倍。

工業地は2016年 8.4万円/m² から2026年 18.5万円/m² へ 2.20倍。

区分地点数平均価格(円/m²)最高価格(円/m²)2016年 平均2019年 平均2022年 平均2024年 平均
住宅地13363,692664,000276,385297,077309,385330,231
商業地251,477,8808,000,000748,0001,162,6401,197,0401,274,000
工業地1185,000185,00084,000100,000114,000138,000

地価公示(2026年1月1日時点)の区域内の標準地から集計しました。平均は単純平均で、地点数が少ない区分は動きやすいため幅をもって読む必要があります。地点ごとの価格・変動率は地図画面で確認できます。

fact_check鉄道と学校(中央区)

駅と学校は、都市機能誘導区域の核や地域の生活圏(学校区)を形づくる基礎的なポイント情報です。乗降客数は駅前の通行量、学校数は子育て世帯の分布の目安になります。

32
乗降実績のある駅
1,046,044人/日
合計乗降客数(2023年・1日平均)
三ノ宮
最も多い駅(231,870人/日)
2011201320152017201920212023三ノ宮 235,599三ノ宮 231,870三ノ宮 231,870三宮 123,460三宮 120,008三宮 120,008神戸三宮 99,919神戸三宮 107,270神戸三宮 107,270神戸 135,124神戸 103,098神戸 103,098

三ノ宮駅は2019年の250,268人/日が最も多く、2023年は231,870人/日です。1日平均の乗降客数で、同じ駅に複数の路線が乗り入れる場合は代表路線に集約されています。

主要駅の乗降客数の推移(1日平均・2011〜2023年)

事業者路線2011201920202023
三ノ宮西日本旅客鉄道東海道線235,599250,268183,956231,870
三宮神戸市山手線123,28488,990120,008
神戸三宮阪神電気鉄道本線113,11289,904107,270
神戸西日本旅客鉄道東海道線135,124145,034111,484103,098
神戸三宮阪急電鉄神戸線105,84972,41489,189
三宮神戸新交通ポートアイランド線58,30073,32345,73766,406
元町西日本旅客鉄道東海道線96,87671,86456,45662,708
元町阪神電気鉄道本線29,47124,50227,100
高速神戸阪神電気鉄道神戸高速線26,78821,71325,567
新神戸神戸市山手線46,47634,58423,572
新神戸西日本旅客鉄道山陽新幹線16,00419,1468,17019,248
三宮・花時計前神戸市海岸線16,51013,31416,166
春日野道阪神電気鉄道本線16,01713,40415,009
ハーバーランド神戸市海岸線15,45812,73814,934
みなとじま神戸新交通ポートアイランド線13,80016,1219,29814,037
医療センター神戸新交通ポートアイランド線10,80015,02911,96513,363
市民広場神戸新交通ポートアイランド線12,10014,8597,27111,886
大倉山神戸市山手線11,6768,85611,422
県庁前神戸市山手線11,2909,56611,192
春日野道阪急電鉄神戸線10,8128,6599,544
中公園神戸新交通ポートアイランド線7,5008,2625,3037,566
神戸空港神戸新交通ポートアイランド線5,5007,0953,0077,260
花隈阪急電鉄神戸高速線7,1215,7676,687
計算科学センター神戸新交通ポートアイランド線2,2004,5352,8015,498
南公園神戸新交通ポートアイランド線3,2005,2993,9604,687
西元町阪神電気鉄道神戸高速線4,4633,8534,634
旧居留地・大丸前神戸市海岸線4,0222,8623,754
みなと元町神戸市海岸線3,6522,9483,654
貿易センター神戸新交通ポートアイランド線2,3003,5152,5153,353
中埠頭神戸新交通ポートアイランド線3,4003,2152,1522,506
北埠頭神戸新交通ポートアイランド線1,8001,6481,6072,117
ポートターミナル神戸新交通ポートアイランド線500835521739

「—」はその年に事業者が乗降客数を公表していないことを示します。乗降客数が0だったという意味ではありません。事業者によって公表を始めた年が違います。

通る路線: 神戸新交通ポートアイランド線、神戸市北神線、神戸市山手線、西日本旅客鉄道山陽新幹線、西日本旅客鉄道山陽線、阪神電気鉄道本線、西日本旅客鉄道東海道線、神戸市海岸線、阪急電鉄神戸線、阪急電鉄神戸高速線、阪神電気鉄道神戸高速線

学校施設数
小学校9
中学校10
高等学校8
大学8
専修学校10
各種学校1
その他の学校48

学校(2021年度・国土数値情報)を所在地から数えたものです。上の「施設の数」にある学校基本調査(2024年度)とは調査年も調査方法も違うため、数が一致しないことがあります。「その他の学校」は分類コードが上の区分に当てはまらないものです。

apartment都市計画から見た神戸市

用途地域・区域区分・立地適正化計画は市の単位で決定される制度です(都市計画法第15条・都市再生特別措置法第81条)。本節では神戸市の都市計画を中央区の範囲で切り出して集計し、市全体の計画情報は出典を「神戸市」と明示して掲載します。

557.30km²
都市計画区域の面積
203.48km²
市街化区域の面積(当初 S45.12.28/最新 R5.12.5)
R2.3.30
account_balance立地適正化計画の公表
区域面積区域内人口都市計画区域に占める割合
市街化区域203.48km²1,446,70036.5%
12.9km²
区域内の都市機能誘導区域(面積の44.6%)
9.5km²
区域内の居住誘導区域(面積の32.7%)
神戸市は医療を誘導施設に指定していない
立地適正化計画を策定した全国625市町村のうち537が医療を指定するなかで未指定。詳細は誘導区域の節へ

立地適正化計画は都市再生特別措置法に基づき市町村が定める計画で、住宅の立地を緩やかに誘導する「居住誘導区域」と、医療・福祉・商業等の都市機能の立地を図る「都市機能誘導区域」を定めます。区域外での一定規模以上の開発には市町村への届出が要ります。

立地適正化計画を公表した全国625市町村のうち537(86%)は医療を誘導施設に位置づけています。神戸市が指定していないことは、区域内への立地に対する補助や税制の後押しが医療には及ばないことを意味します。

誘導施設として指定された機能(塗りが指定あり):

医療 指定なし介護福祉 指定なし子育て 指定なし教育文化商業 指定なし金融 指定なし行政その他

都市計画は市の単位で定められるため、この節の値は神戸市全体のものです。

map用途地域の構成(中央区・20.3km²)

用途地域は建築物の用途と形態(容積率・建蔽率・高さ)を規制する地域地区で、全国共通の13類型があります。診療所・薬局はすべての用途地域で開設できますが、病院は第一種・第二種低層住居専用地域、田園住居地域、工業地域、工業専用地域では建築できません(建築基準法別表第二)。

住居系 18.4%商業系 28.1%工業系 53.5%参考: 神戸市全体は住居系70.5%・商業系7.4%・工業系22.1%
49.1%
区域で最も広い準工業地域(9.95km²)
18.4%
住居系(3.73km²)
28.1%
商業系(5.70km²)
53.5%
工業系(10.83km²)

用途地域ごとの面積と容積率・建蔽率

用途地域区域内面積(km²)構成比容積率の指定幅建蔽率病院の建築
準工業地域9.9549.1%200〜300%60/80%建てられる
商業地域4.5022.2%400〜900%80%建てられる
第2種住居地域1.698.3%200〜300%60%建てられる
近隣商業地域1.195.9%200〜400%80%建てられる
第1種中高層住居専用地域0.783.9%200%60%建てられる
第1種住居地域0.643.2%200〜300%60%建てられる
工業地域0.542.7%200%60%不可
第2種中高層住居専用地域0.442.2%200%60%建てられる
工業専用地域0.341.7%200%60%不可
第1種低層住居専用地域0.170.9%80〜150%40/50/60%不可

第2種低層住居専用地域は区域内に指定がありません。

面積は都市計画決定GISのポリゴンを市区町村の境界で切って求めた算定値です。容積率の指定幅は指定のある値の最小〜最大で、個別の敷地の値ではありません。「病院の建築」は用途地域ごとの原則で、床面積や個別の許可によって変わります。

local_pharmacy誘導区域と施設立地の実態(神戸市)

169.5km²
居住誘導区域
40.2km²
都市機能誘導区域
554.2km²
立地適正化計画区域

誘導区域のなかにある施設の数

施設市内居住誘導区域内都市機能誘導区域内立地適正化計画区域内
病院10783(77.6%)46(43.0%)102(95.3%)
診療所920726(78.9%)470(51.1%)753(81.8%)
薬局709567(80.0%)349(49.2%)589(83.1%)
介護事業所2,8142,620(93.1%)1,168(41.5%)2,790(99.1%)
障害福祉事業所2,9522,807(95.1%)1,612(54.6%)2,952(100.0%)
保育・幼児教育740687(92.8%)369(49.9%)740(100.0%)

都市機能誘導区域のなかにある病院は46/107件(43.0%)。誘導区域は市が集約したい範囲なので、そこに入っていない施設は将来の再編や移転の検討対象になりやすい一方、区域外の需要を担っている場合もあります。区域の内外だけで良し悪しは決まりません。

都市計画区域の7.2%にあたる都市機能誘導区域に薬局の49.2%が立地しており、駅周辺への集積が数字で確認できます。計画の公表を基準時点として、以降の新規開設がどちらへ向かうかを追えます。

施設の位置は公表名簿の所在地を座標に直したもので、区域の判定はその点が区域ポリゴンに入るかで行っています。

fact_check防火地域・高度地区・地区計画(神戸市)

用途地域に重ねて指定される地域地区は、建て替え・増床の条件を左右します。防火・準防火地域では建築物の耐火性能が求められ、高度地区は高さの上限を定めます。地区計画は地区ごとに独自のルールを置くため、該当地では個別の確認が要ります。

種類ごとの指定状況

種類指定状況立地検討上の含意
準防火地域59.4km²規模に応じて耐火・準耐火が求められる
防火地域9.2km²建物は原則として耐火建築物。建築費が上がる一方、延焼リスクは低い
高度地区162.2km²建物の高さに上限。階数を要する用途では計画に影響する
地区計画95地区地区ごとに用途・高さ・壁面の独自ルール。該当地は個別に確認が要る

地区計画の例: 地区計画(西神第二地区)、地区計画(藤原台地区)、地区計画(神戸複合産業団地)、地区計画(北神戸第一地区)、地区計画(北神戸第二地区)、地区計画(神戸北町地区)、地区計画(ポートアイランド南地区)、地区計画(六甲アイランド都市機能ゾーン地区)、地区計画(桜が丘地区)、地区計画(学園南地区)、地区計画(北神戸第三地区)、地区計画(神戸複合産業団地南地区) ほか。

防火地域・高度地区・地区計画は市の単位で定められるため、この節の値は神戸市全体のものです。

local_hospital施設の数(中央区)

地域の受け皿となる施設の数です。件数は統計調査(医療施設調査・介護サービス施設事業所調査・学校基本調査)から、区域内訳は所在地の分かる公表名簿から取っています。同じ「病院」でも調査によって数え方が違うため、両方を並べています。

23
病院
166
診療所
121
薬局
273
介護事業所
114
保育・幼児教育

所在地が分かる公表名簿(事業所ベース)

施設公表名簿(所在地あり)参考:統計調査
病院2324
診療所166350
薬局121
介護事業所2735
障害福祉事業所329
保育・幼児教育11430

厚生労働省 医療情報ネット、介護サービス情報公表システム、WAM NET 障害福祉サービス等情報公表システム、こども家庭庁 ここdeサーチ(座標は国土地理院 住所検索APIで付与)から、区域内に所在する事業所を数えたものです。

左は所在地の分かる公表名簿(医療情報ネット・介護サービス情報公表システム・WAM NET・ここdeサーチ)を数えた事業所の数、右は統計調査の施設の数です。統計調査は独立した事業所として立たない施設内の医務室等も数えるため、数え方が違います。災害想定区域との重ね合わせは座標が要るため名簿側でしか作れません。

医師数は人口10万対 1,683.2人、薬剤師数は 997.2人。医師・歯科医師・薬剤師は従事者数(届出)で、施設数とは別の調査です。

一般病院・一般診療所・歯科診療所は医療施設調査(2023年)、介護老人福祉施設・児童福祉施設等・保育所等は各事業所調査の基本票(2023年)、幼稚園は学校基本調査(2024年)、医師・歯科医師・薬剤師は医師・歯科医師・薬剤師統計(2022年)からの値です。調査年が揃っていない点に注意してください。

医療・福祉(統計調査)中央区神戸市人口10万対
一般病院数249816.3
一般診療所数3501,643237.3
歯科診療所数173898117.3
医師数2,4835,5341,683.2
歯科医師数2961,317200.7
薬剤師数1,4715,294997.2
介護老人福祉施設数5963.4
児童福祉施設等数6547944.1
保育所等数1912812.9

幼稚園から高校までの在籍者は合わせて 13,998人。

学校学校数在籍者数
幼稚園11578
小学校94,681
中学校102,600
高等学校96,139

water災害想定区域のなかにある施設

24.0%
warning洪水 想定最大の区域内にある施設(246/1,026件)
24.0%
津波・高潮の区域内(246件)
22.5%
震度6弱以上 30年確率(メッシュ平均・最大 57.1%)

うち災害想定区域内の施設数(医療・福祉)

施設件数洪水 想定最大の区域内土砂災害警戒区域内津波・高潮の区域内
病院23011
診療所16635728
薬局12125423
介護事業所273611572
障害福祉事業所32993591
保育・幼児教育114321631

災害想定区域は指定・公表されている想定であり、「区域外」は想定区域に含まれないことを示すもので、リスクが無いことを意味しません。洪水は想定最大規模、津波・高潮は浸水想定区域を用いています。

local_hospital病院

23病院・合計 4,304床。病院名から病院プロファイル(診療実績・病床機能)へ移動できます。本表の病床数は許可病床の総数です。リンク先では病床機能報告・DPCデータ等に基づく機能別(一般・療養・回復期など)の病床数が表示されるため、集計の定義が異なり本表の総数とは一致しない場合があります。

「3km内 薬局」は病院から半径3km以内にある薬局の数で、かっこ内は洪水の想定最大区域の外にある数です。被災時に処方の受け皿がどれだけ残るかの目安になります。

病院病床洪水 想定最大土砂震度6弱以上 30年3km内 薬局(うち洪水区域外)3km内 診療所
神戸大学医学部附属病院934区域外区域外8.3%138(69)162
神戸市立医療センター中央市民病院768区域外区域外43.8%10(10)7
社会医療法人神鋼記念会 神鋼記念病院333区域外区域外20.9%113(99)162
独立行政法人労働者健康安全機構 神戸労災病院316区域外区域外5.0%99(85)148
神戸赤十字病院310区域外区域外31.7%94(78)142
兵庫県立こども病院290区域外区域外43.8%10(10)7
一般財団法人神戸マリナーズ厚生会ポートアイランド病院212区域外区域外0.0%494(494)573
西記念ポートアイランドリハビリテーション病院150区域外区域外43.8%10(10)7
神戸博愛病院120区域外区域外26.3%134(72)162
神戸大学医学部附属病院国際がん医療・研究センター120区域外区域外44.4%10(10)7
医療法人社団南淡千遙会 神戸平成病院 理事長 武久 敬洋100区域外区域外6.1%100(86)149
医療法人社団三聖会 三聖病院90区域外区域外20.8%110(80)148
神戸低侵襲がん医療センター80区域外区域外43.4%10(10)8
医療法人社団純心会 パルモア病院70区域外区域外8.7%124(79)154
医療法人財団春日野会 春日野会病院60区域外警戒5.4%100(86)149
医療法人社団あんしん会あんしん病院60区域外区域外44.4%10(10)7
医療法人神甲会 隈病院58区域外区域外9.3%130(70)156
母と子の上田病院57区域外区域外18.9%93(77)140
神戸医療福祉センターひだまり56区域外区域外21.3%96(76)145
医療法人社団明芳会 明芳病院48区域外区域外18.1%94(75)142
原泌尿器科病院42区域外区域外8.6%129(75)159
神戸市立神戸アイセンター病院30区域外区域外43.8%10(10)7
AND美容外科神戸三宮院区域外区域外0.0%494(494)573

病院は地域の医療機能であると同時に建物でもあります。築年と病床機能報告・会計データから、建替え・改修が動きやすい病院を絞り込むボードを別に用意しています。

apartment病院の建替え・改修時期を築年・医療データベースから推測する(SCUEL病院建物分析ボード)arrow_forward

menu_book用語の解説

市街化区域・市街化調整区域
すでに市街地である区域と、おおむね10年以内に優先的に市街化を図る区域が市街化区域。市街化調整区域は市街化を抑える区域で、開発や建築が原則として制限されます。
用途地域
建てられる建物の用途・規模を定める地域区分。住居系8・商業系2・工業系3の13種類があり、容積率(敷地面積に対する延べ面積の上限)と建蔽率(同じく建築面積の上限)が地域ごとに決まります。
立地適正化計画
人口減少下でも生活サービスと公共交通を維持するため、居住や都市機能を緩やかに誘導する計画。市町村が定め、居住誘導区域と都市機能誘導区域を設定します。
居住誘導区域
人口密度を維持する区域。区域外での一定規模以上の住宅開発には市町村への届出が要ります。
都市機能誘導区域
医療・福祉・商業などの都市機能を集約する区域。誘導する施設(誘導施設)を計画で定めます。医療が誘導施設に入っているかは、病院・診療所の立地判断に関わります。
人口集中地区(DID)
人口密度4,000人/km²以上の地区が隣接し、合わせて5,000人以上になる範囲。市街地の広がりの目安です。
一般世帯
施設等の世帯を除いた世帯。住宅に住む世帯とほぼ同じで、住宅需要や在宅医療の分母になります。
課税対象所得
市町村民税の課税対象となる所得の合計。給与以外の所得を含み、所得控除前の金額です。納税義務者でない人は分母に入らないため「平均年収」とは異なります。
PLATEAU 3D都市モデル
国土交通省が整備・公開する日本の3D都市モデル。建物1棟ごとに高さ・階数・建築面積・用途・指定容積率などの属性を持ち、オープンデータ(PDL1.0)として利用できます。整備の深さは都市ごとに違います。
容積率・建蔽率
容積率は敷地面積に対する延べ床面積の上限、建蔽率は敷地面積に対する建築面積の上限。いずれも用途地域ごとに都市計画で指定されます。
地価公示
国土交通省が毎年1月1日時点で標準地の正常な価格を判定して公示するもの。土地取引や課税の目安になります。
250mメッシュ将来推計人口
国勢調査を基に250m四方の区画ごとに将来人口を推計したもの。市区町村より細かい単位で人口の増減を見られます。

monitoringこの集計の使いどころ

中央区は2020年から2050年にかけて総人口が+2.6%、75歳以上が+60.8%変わります。需要の量ではなく質が変わるため、都市計画の節と重ねて「その需要に対してどこに建てられるか」を同じ画面で確認できるようにしています。

地図では250mメッシュを複数選び、選択範囲の年齢別人口・地震確率・施設数を集計できます。開業・移転の立地検討、事業計画のエリア評価、立地適正化計画の点検にお使いいただけます。

推計値は実測値・将来の確定値ではありません。地区・地域の範囲はおおむねの位置を示すもので、建築の可否等の最新かつ正確な情報は行政の担当課にご確認ください。

生成: URBANPG v1.15

出典
将来推計人口: 国土交通省 国土数値情報 250mメッシュ別将来推計人口(国立社会保障・人口問題研究所推計・2020年国勢調査基準)
昼間人口・夜間人口: 総務省統計局 国勢調査 時系列データ(従業地・通学地)
要介護・要支援認定者: 厚生労働省 介護保険事業状況報告(月報・保険者別)
人口・世帯・所得・住宅・施設数・学校: 総務省統計局 統計でみる市区町村のすがた(国勢調査、市町村税課税状況等の調、住宅・土地統計調査、医療施設調査、社会福祉施設等調査、学校基本調査、経済センサス)
都市計画: 国土交通省 都市計画現況調査、都市計画決定GISデータ
地価: 国土交通省 国土数値情報 地価公示
鉄道・駅・学校: 国土交通省 国土数値情報(駅別乗降客数・鉄道・学校)
人口集中地区: 国土交通省 国土数値情報 人口集中地区
産業: 総務省・経済産業省 令和3年経済センサス‐活動調査(産業横断的集計)
施設の所在地: 厚生労働省 医療情報ネット、介護サービス情報公表システム、WAM NET 障害福祉サービス等情報公表システム、こども家庭庁 ここdeサーチ(座標は国土地理院 住所検索APIで付与)
災害想定区域: 国土交通省 国土数値情報(洪水浸水想定区域・土砂災害警戒区域・津波浸水想定・高潮浸水想定区域)
地震: 防災科学技術研究所 J-SHIS 地震ハザード情報提供API
いずれも公表データをミーカンパニー株式会社が加工。災害想定区域は指定・公表版であり、「区域外」は想定区域に含まれないことを示し、リスクが無いことを意味しません。