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OTC類似薬の市場規模とメーカー影響ランキング(案)

試算基準: 第11回NDBオープンデータ(2024年4月〜2025年3月診療分・公費レセプト含まない)|供給状況: 20260801.xlsx時点|最終更新 2026-08-01

2027年3月開始予定の「特別の料金」(薬剤費の1/4を患者負担)の対象となるOTC類似薬77成分(案)について、医療用医薬品としての年間市場規模と、影響を受ける製薬メーカーを試算しました。金額は薬価×年間処方数量(薬価ベース)です。

⚠ 本ページの対象成分・品目は2025年12月25日の医療保険部会参考資料に基づくです。対象品目(約1,100品目)は告示で確定します。本試算は成分名の一致により全投与経路の医療用医薬品を集計した参考値であり、告示による確定リストとは異なる可能性があります。
対象品目規格(案・成分一致)
1,136
77成分中72成分を医療用と突合
影響を受けるメーカー
113社
供給状況一覧に基づく製造販売業者
年間市場規模(現行の医療用処方ベース)
2,224億円
薬価×年間処方数量・OTC化後の想定ではありません
特別料金1/4換算(参考)
約556億円
免除措置の考慮前・機械計算

剤形・処方場所別の内訳

外用薬(湿布・塗り薬・点眼など)が市場の中心です。制度案は「OTCと投与経路が同一」の品目を対象とするため、注射などは告示で対象外となる可能性があります。

区分年間市場規模構成比
外用1,654億円74.4%
内服・外来(院外)441億円19.8%
内服・外来(院内)95億円4.3%
注射28億円1.2%
内服・入院7億円0.3%

成分別 市場規模ランキング

順位成分(用途)年間市場規模メーカー数品目規格数
1ヘパリン類似物質血行促進・皮膚保湿剤517億円15社29
2エピナスチン塩酸塩抗アレルギー薬419億円19社34
3ロキソプロフェンナトリウム水和物解熱消炎鎮痛剤376億円22社39
4フェキソフェナジン塩酸塩抗アレルギー薬220億円15社28
5ジクロフェナクナトリウム非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)119億円7社20
6ベポタスチンベシル酸塩抗アレルギー薬74億円6社13
7モメタゾンフランカルボン酸エステル水和物アレルギー性鼻炎治療薬65億円8社16
8フェルビナク非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)44億円8社15
9L-カルボシステイン去痰薬42億円3社6
10フェキソフェナジン塩酸塩・塩酸プソイドエフェドリン抗アレルギー薬26億円3社3
11フルチカゾンプロピオン酸エステルステロイド26億円7社17
12ヒドロコルチゾン酪酸エステルステロイド25億円1社2
13白色ワセリン軟膏基剤25億円11社11
14トリアムシノロンアセトニド口内炎・舌炎薬23億円5社8
15沈降炭酸カルシウム・コレカルシフェロール・炭酸マグネシウムカルシウム配合剤22億円1社1

メーカー別 影響ランキング(全113社)

上位30社の社名は無料の会員登録で表示されます(金額・成分数などの数値は全て公開しています)。社名をクリックすると、そのメーカーの供給状況ページへ移動できます。

順位製造販売業者年間市場規模対象成分数対象品目数
1マルホ357億円15
2参天製薬284億円35
3久光製薬125億円615
4帝國製薬106億円616
5Meファルマ102億円12
6東和薬品100億円1225
7リードケミカル93億円13
8日医工89億円1116
9参天アイケア71億円12
10ニプロ69億円1117
11キョーリンリメディオ56億円510
12三笠製薬54億円24
13祐徳薬品工業48億円11
14杏林製薬39億円14
15沢井製薬35億円715
16第一三共34億円13
17サノフィ30億円12
18鳥居薬品27億円24
19ニプロファーマ25億円23
20ブリストル・マイヤーズ スクイブ22億円23
21日東薬品工業22億円11
22日本ケミファ21億円24
23丸石製薬21億円1118
24日本臓器製薬21億円22
25サンファーマ18億円37
26日東メディック18億円67
27田辺ファーマ16億円28
28東亜薬品15億円47
29シオノギファーマ15億円25
30岩城製薬14億円712
31グラクソ・スミスクライン14億円415
32アルフレッサファーマ12億円414
33興和12億円37
34バイエル薬品11億円35
35わかもと製薬11億円44
36オルガノン10億円12
37陽進堂ホールディングス9億円712
38第一三共エスファ9億円11
39日本薬品工業9億円23
40日本ジェネリック8億円68
41同仁医薬化工8億円15
42LTLファーマ7億円11
43日医工岐阜工場7億円78
44帝人ファーマ7億円12
45ダイト7億円24
46スミス・アンド・ネフュー6億円13
47日本ベーリンガーインゲルハイム6億円12
48佐藤製薬6億円25
49健栄製薬6億円1744
50千寿製薬6億円11
算出方法・データソース

① 対象成分: 第209回社会保障審議会医療保険部会(2025-12-25)参考資料3「特別料金の対象となる医薬品の成分一覧(案)」の77成分。うち72成分を厚生労働省「医療用医薬品供給状況一覧」の成分名と突合(残りは配合剤等で名寄せ保留)。

② 数量・金額: 第11回NDBオープンデータ(2024年4月〜2025年3月診療分・公費レセプト含まない)の処方薬(性年齢別・内服3表+外用+注射)から、対象成分に属するYJコード1,136品目規格の年間処方数量を抽出し、同データ収載の薬価を乗じた(薬価ベース・患者負担や実勢価格ではない)。

③ メーカー帰属: NDBの銘柄名と供給状況一覧の品名を(YJコード, 銘柄名)で突合(金額ベース帰属率100.0%)。統一名収載の後発品は同一YJに複数銘柄が属するため、銘柄名で製造販売業者を確定している。

④ 留意: 特別料金1/4換算はこども・慢性疾患・低所得者・入院・医師判断などの免除措置(案)を考慮しない機械計算。市場規模は処方の減少・切替を織り込まない現状値。

あわせて読む

出典: 厚生労働省 第209回医療保険部会 参考資料3/第11回NDBオープンデータ/医療用医薬品供給状況一覧。本試算はSCUEL(ミーカンパニー株式会社)による独自集計です。