医薬品の供給回復 実績データ — 「耐えるか、切り替えるか」の判断材料
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限定出荷・供給停止は、実際どれくらいの割合で・どれくらいの期間で解消しているのか。当サイトが毎日記録している厚労省供給状況データ(77営業日・17,152銘柄)の実測統計です。
新規悪化ペース
月あたり約103銘柄
観測期間の完全月平均
回復率 — 状態別・理由別
状態別 — 「供給停止まで行くと戻らない」を数字で
観測開始時点の状態別に、111日間で通常出荷へ戻った割合。限定出荷(特に他社品の影響)は3割前後が回復する一方、供給停止からの回復は例外的です。
理由別 — 需要増起因は戻りやすく、品質・行政起因は戻りにくい
薬価削除(定義上戻らない)は除外。n<10の区分は非表示。
発生からの回復曲線とメーカー見込みの的中実績
新規に悪化した銘柄はいつ戻るか
観測期間中に新たに限定出荷・供給停止となった銘柄の、経過日数ごとの累積回復率。回復した銘柄の所要日数は中央値40日でした。
メーカー公表「解消見込み」は当たるか
69%
見込み期限が観測期間内に到来した26件のうち、期限内に実際に回復した割合。
33%
観測開始時点で既に見込みを超過していた30件のうち、その後回復した割合。一度見込みを超過した銘柄は3件に1件しか戻っていません。
※特定の企業を評価するものではなく、市場全体の集計です。見込み時期は各社が厚労省様式で公表した値。
薬効分類別の回復傾向 — どの分類が戻りやすいか(参考)
観測エピソードのうち銘柄情報を突合できた分の集計(n15以上の分類のみ・回復率順)。回復しやすい上位: 血液凝固阻止剤(50%)・局所麻酔剤(43%)・鎮けい剤(41%)。
ケース検索 — こんな場合、過去はどうだったか
状態・理由・結果で絞り込むと、その条件での実績(回復率・所要日数)と類似ケース一覧を確認できます(全2,680エピソード)。
| 厚労省掲載日 | 状態 | 理由 | 銘柄 | 経過/回復日数 | 結果 | 公表見込み |
|---|
「厚労省掲載日」=当サイトが厚労省の供給状況データ上で状態悪化を確認した日。「†」=観測開始時点で既に悪化(実際の開始はそれ以前の可能性)。
よくある質問
Q. 限定出荷はどれくらいの割合で解消しますか?
A. 当サイトの観測(2026-04-01〜2026-07-21・2,300銘柄)では、観測開始時に限定出荷だった銘柄のうち約27%が111日間で通常出荷に回復しました。他社品の影響による限定出荷は30.5%と比較的戻りやすい一方、自社都合は22.7%でした。
Q. 供給停止になった医薬品は回復しますか?
A. 観測開始時に供給停止だった1,141銘柄のうち、111日間で通常出荷に戻ったのは2.2%でした。供給停止からの回復は例外的で、限定出荷とは大きく異なります。
Q. メーカーが公表する解消見込み時期は当たりますか?
A. 解消見込み期限が観測期間内に到来した26件のうち、期限内に実際に回復したのは69%でした。一方、既に見込みを超過していた30件でその後回復したのは33%にとどまり、一度超過した銘柄は戻りにくい傾向があります。
Q. 新たに限定出荷・供給停止になった場合、いつ頃戻りますか?
A. 観測期間中に新規発生した銘柄では、30日時点で1.8%、60日で9.9%、90日で21.3%が回復しました。回復した銘柄の所要日数は中央値40日です。個別品目の回復を保証するものではありません。
※本ページの数値は、当サイトが2026-04-01以降に毎日記録した厚生労働省「医薬品の供給状況」データのスナップショットから機械的に集計した過去実績の統計です。個別品目の回復時期・可能性を保証するものではありません。「厚労省掲載日」は当サイトが厚労省データ上で状態悪化を確認した日で、観測開始(2026-04-01)時点で既に問題があった銘柄(†)は実際の悪化開始がそれ以前の可能性があります(左打ち切り)。観測期間はまだ約3.5ヶ月であり、長期の回復傾向は蓄積とともに更新されます。採用・変更のご判断は医師・薬剤師にご相談ください。理由「薬価削除」は定義上回復しないため回復率の集計から除外しています。n<10の区分は表示していません。
出典: 厚生労働省「医薬品の供給状況」(各日公表)を当サイトが毎日取得・突合。本ページはSCUEL医薬品安定供給ダッシュボードの一部です。