厚生労働省ガイドラインに基づき製薬メーカーが公表する「様式3(安定供給のための予備対応力)」と「様式4(供給実績)」を、医薬品ヘルスケアデータベース Xlib(クスリブ)と突合して薬効領域別に集計。製造余力・在庫体制・供給トレンドに加え、過去の供給実績の推移まで確認できます。
薬価基準収載の後発品(ジェネリック)を製造販売する全企業が、 自社のWebサイトで公表することが求められている報告書です。 安定供給を確保できる企業を可視化することを目的としており、 厚生労働省は各企業のWebサイトのURLを集約して公開しています。
様式3は「後発品の安定供給のための予備対応力の確保」に関するもので、 有事(大規模な自然災害などを含めた非常事態や、他社で出荷停止等になった場合の増産等を想定) の際にも安定供給できる体制を、製造余力と在庫量の両面から数値化したものです。
報告対象は 「安定確保医薬品」(必須)と 「基礎的医薬品」(任意)。 特に医療上の必要性が高い「安定確保医薬品」では、一定以上の製造余力または在庫量の確保が求められています。
薬効領域の分類基準:本ダッシュボードで用いている「大分類/中分類/小分類」は、 日本標準商品分類(総務省定義) の中分類「87 医薬品及び関連製品」に基づきます。
YJコードの粒度(12桁):
1〜4桁 = 薬効分類(本集計の単位)/
1〜7桁 = 同一成分単位(メーカー・剤形を横断)/
1〜9桁 = 成分+剤形単位
の階層を持ちます。投与経路(内用/注射/外用)は /01 製造余力・在庫傾向 の「投与経路」タブと、/04 品目別 詳細 の区分フィルタから絞り込めます。成分名は /04 の検索欄に薬剤名(例:「クエチアピン」)を入力することで同成分の他社品目を一覧比較できます。
過去3年の出荷量(製造販売業者→販売業者等への出荷量)の傾向を5分類。1年目に対する3年目の比率に基づき定義されています。
様式4は、各メーカーが公表する 「供給実績」 に関する報告書です。 様式3が「将来の有事に備えた予備対応力」(製造余力・在庫)を示すのに対し、 様式4は「過去に実際どれだけ供給してきたか」という実績ベースの情報を扱います。
具体的には、各品目(規格単位)について 年度ごとの供給実績数量(出荷量)が報告されており、 本ダッシュボードでは 2023〜2025年度の3年間の推移を集計しています。 これにより、「計画どおり安定的に供給できているか」「供給量が増えているか・減っているか・出荷が止まっていないか」を確認できます。
様式4は様式3より報告対象が広いため、集計品目数・メーカー数は様式3と一致しません。
供給実績の推移は /05 供給実績の推移 で、投与経路・薬効領域・薬剤名(品名)で絞り込んで確認できます。
2025年度 供給継続率:2025年度の供給実績が報告されている品目のうち、供給実績数量が 0 より大きい品目の割合です。出荷が継続している品目の比率を示します。報告が古く2025年度の数値が無い品目(後述)は分母から除外しています。
供給実績 増加比率:2023年度と2025年度の両方が報告されている品目のうち、2025年度が2023年度比で 110% 以上に増加した品目の割合です。単位(錠・バイアル・g 等)が品目ごとに異なるため、数量の合計ではなく品目ごとの増減方向で集計しています。
「—」表示について:報告書の更新時期がメーカー・品目により異なるため、まだ2025年度の供給実績が報告されていない品目があります。その場合、当該年度は 0 ではなく「—(報告なし)」と表示し、出荷ゼロ(実績が0と報告されたもの)とは区別しています。
A=0.5以上(余力大)、
B=0〜0.5(余力あり)、
C=0(余力なし/追加生産不可)、
D=出荷停止中。Aが多い領域ほど増産対応力が高い。
①生産ロット数を増加、
②大スケール設備切替、
③製造ラインの複数保有、
④複数の製造拠点保有、
⑤製造余力無し、
⑥非公表/未確認(委託製造等)。
①〜④はいずれも備えがある状態(手段が異なる)、⑤は備えなし(在庫対応のみ)、⑥は確認不可。記載要領上①〜④に序列はありません。
A=4.5か月以上(1.5以上)、
B=3〜4.5か月(1〜1.5)、
C=3か月(標準)、
D=3か月未満(不足)。
| 薬効領域 | 品目 | 製造余力指数 (A〜D) | 余剰製造能力 (①〜⑥) | 在庫指数 (A〜D) |
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| 薬効領域 | 品目 | 製造余力指数 (A〜D) | 余剰製造能力 (①〜⑥) | 在庫指数 (A〜D) |
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| 薬効領域 | 品目 | 製造余力指数 (A〜D) | 余剰製造能力 (①〜⑥) | 在庫指数 (A〜D) |
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増 増加傾向 /
減 減少傾向 /
季 季節性 /
不 不規則 /
平 横ばい。
バーの中の数字は品目数。
| 薬効領域 | 品目 | 供給トレンド構成 | 増加傾向 の割合 | 減少傾向 の割合 |
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| 薬効領域 | 品目 | 供給トレンド構成 | 増加傾向 の割合 | 減少傾向 の割合 |
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| 薬効領域 | 品目 | 供給トレンド構成 | 増加傾向 の割合 | 減少傾向 の割合 |
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深青=製造余力スコア、水色=在庫スコア。
各セグメントの長さがそれぞれの実スコア(A=4/B=3/C=2/D=1の平均、最大 4.0)で、合算したバー全体の長さ=総合力(最大 8.0)です。
| 区分 | 大分類 | 中分類 | 小分類 | メーカー | 品名 | 規格 | 直近3年間の 供給状況 | 製造余力指数 (A〜D) | 在庫放出 可否 | 在庫指数 (A〜D) |
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▲増加/▼減少/―横ばい)。2023年度が0、または比較年度に報告がない場合は「―」。報告時期の違いで未報告の年度は0ではなく「―(報告なし)」と表示し、出荷ゼロ(実績が0と報告されたもの)と区別しています。ただし「0」は各社が実績0として報告した値をそのまま表示しており、報告様式上、未報告との完全な切り分けは保証されません。
| 区分 | 大分類 | 中分類 | 小分類 | メーカー | 品名 | 規格 | 供給実績数量の推移 (右端=2023→2025年度 増減率) |
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