【歯科】インプラント メーカー別導入傾向

SCUELデータベースとWHITE CROSS社の協力によるアンケート集計結果に基づき、歯科医院のインプラント導入傾向について分析。主要3ブランド(A社/B社/C社)傾向をまとめました。(調査時点:2024年12月)有償版レポートでは、実際のメーカー名の開示と、上記を含む250項目以上のSCUEL歯科データベース項目と比較した結果が確認できます。

1.事業所・立地特性

ブランドAは関東(48.7%)と関西(15.4%)での導入が比較的多く、最寄駅0.4km未満(43.6%)のアクセス性の高い立地での導入が目立ちます。ブランドBは関東(50.0%)での割合が中心で、最寄駅から1km以上(32.1%)と距離のある立地での導入が他ブランドより高い点が特徴です。ブランドCは関東(57.1%)で最も多く、さらに0.4km未満(57.1%)の近接立地に集中しています。

ブランドAブランドBブランドC
関東地方48.7%50.0%57.1%
関西地方15.4%10.7%10.7%
最寄駅との距離:0.4km未満43.6%28.6%57.1%
最寄駅との距離:1Km以上29.5%32.1%28.6%

2.医院運営規模

ブランドAは個人(51.3%)と医療法人1施設(26.9%)での導入が多く、幅広い層に展開されています。ブランドBは個人(60.7%)での導入が突出して高く、他ブランドよりも個人開業医での比率が特徴的です。ブランドCは個人(57.1%)が中心ですが、医療法人1施設(25.0%)でも一定の導入がみられ、バランスの取れた傾向を示しています。

ブランドAブランドBブランドC
個人51.3%60.7%57.1%
医療法人(1施設)26.9%17.9%25.0%
医療法人(2施設以上)20.5%21.4%17.9%

3.患者数

ブランドAは患者数30.1人/日以上(23.1%)での導入が最も多く、中規模以上の患者数を扱う医院での利用が目立ちます。ブランドBは30.1人/日以上(28.6%)での割合が最も高く、他ブランドと比べても大規模患者数帯での導入が特徴です。ブランドCは19.9人/日以下(17.9%)での割合がやや高く、小規模医院にも導入されている点が確認できます。

ブランドAブランドBブランドC
患者数(19.9人/日以下)11.5%14.3%17.9%
患者数(20.0-30.0人/日)14.1%14.3%10.7%
患者数(30.1人/日以上)23.1%28.6%25.0%

4.従業員数

ブランドAは常勤歯科医師2名以上(54.2%)での導入が多く、比較的規模の大きい医院での展開が中心です。ブランドBも同様に2名以上(59.0%)が多い一方、常勤1名(35.9%)での導入割合も他ブランドより高く、小規模医院にも広がりを見せています。ブランドCは常勤歯科医師2名以上(66.7%)での導入が特に多く、また歯科衛生士3名以下(39.3%)での割合が最も高い点が特徴です。

ブランドAブランドBブランドC
常勤歯科医師:1名22.9%35.9%20.8%
常勤歯科医師:2名以上54.2%59.0%66.7%
歯科衛生士:3名以下37.2%35.7%39.3%
歯科衛生士:3.1名以上23.1%25.0%21.4%

5.歯科チェアユニット数・医院規模

ブランドAはユニット数4台以上(53.8%)の割合がやや高く、大規模医院での導入が中心となっています。ブランドBは4台以上(71.4%)が突出して高く、他ブランドに比べ大規模医院での導入傾向が最も強い点が特徴です。ブランドCは3台以下(42.9%)と4台以上(57.1%)で比較的バランスが取れており、小規模から大規模まで幅広く展開されていることが確認できます。

ブランドAブランドBブランドC
ユニット数:3台以下46.2%28.6%42.9%
ユニット数:4台以上53.8%71.4%57.1%

6.新たな制度への対応力

ブランドAは2022年の運用開始(39.7%)が最も多く、比較的早期から導入が進んでいます。ブランドBも2022年開始(39.3%)が中心ですが、2023年1〜4月(25.0%)での導入割合が他ブランドと並んで高い点が特徴です。ブランドCは2022年開始(35.7%)が最も多く、2023年1〜4月(25.0%)での導入も目立ち、直近期まで継続して対応が進んでいる様子が確認できます。

ブランドAブランドBブランドC
オンライン資格確認
運用開始時期:2021年
11.5%17.9%14.3%
運用開始時期:2022年39.7%39.3%35.7%
運用開始時期:2023年1~4月19.2%25.0%25.0%
運用開始時期:2023年5月以降24.4%14.3%17.9%

インプラントメーカー別傾向(まとめ)

ブランドA
ブランドAは全国的にバランスよく導入され、個人医院(51.3%)から医療法人まで幅広く選ばれています。関東(48.7%)や関西(15.4%)での導入が比較的多く、最寄駅0.4km未満(43.6%)のアクセス性の高い立地が特徴です。ユニット数4台以上(53.8%)、患者数30.1人/日以上(23.1%)の中〜大規模医院での導入が目立ち、比較的早期(2022年39.7%)から新制度にも対応が進んでいます。

ブランドB
ブランドBは関西を含む西日本での導入が目立ち、個人医院(60.7%)での比率が最も高い点が特徴です。最寄駅から1km以上(32.1%)の立地やユニット数4台以上(71.4%)、患者数30.1人/日以上(28.6%)の大規模医院での導入が強い傾向にあります。一方で常勤歯科医師1名(35.9%)の小規模医院にも一定の導入が見られます。制度対応は2022年(39.3%)が中心ながら、2023年前半(25.0%)の導入比率も高い点が特徴です。

ブランドC
ブランドCは関東を中心に、中小規模の個人医院や1施設の医療法人で多く導入されています。最寄駅から0.4km未満の立地やユニット数3台以下の医院での割合も比較的高く、幅広い規模の医院に展開されています。患者数は19.9人/日以下の小規模から30人/日以上の規模まで分布があり、制度対応については2022年を中心に2023年前半まで導入が進んでいる点が確認できます。

本レポートは一部抜粋です

有償版では、実際のメーカー名の開示と、上記を含む250項目以上のSCUEL歯科データベース項目と比較した結果が確認できます。

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