SCUELのビジョン

医薬介護サービスと、患者さんのミスマッチの解消
SCUELの活動目的は、医薬介護サービスと、患者さんのミスマッチの解消です。
別の言い方をすると、「病気になったときに、どこを頼ればいいのかを誰でも分かるようにすること」です。

どのようなミスマッチが起きているか
1:より専門的な治療を必要とする人が専門的医療機関を探せていない
2:治療の研究が進められている患者さんは、大学病院等の研究班を探せていない
3:治療法も研究も進んでいない疾患を患う患者さんは、患者会や生活支援団体を探せていない

■なぜミスマッチが起きているのか?
患者さん側は高齢化、医療技術の発展により疾患の早期発見も可能になり、患者数は増加。インターネットの発達により、患者さん自身で最新の治療法など情報を入手することも容易にできるようになってきています。医療サービス提供側は機能細分化が進み、医療機関によって提供できる治療法に差がでているなどが起きています。

このように患者さん側と医療提供サービス側の変化が大きく起きている中で、その間をつなぐデータベースが変化に対応できていないないというのがミスマッチを生んでいる大きな原因だと考えています。

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■ミスマッチ解消のために取り組んでいること
ミスマッチを解消するために私達が必要だと考えているのは、正しいデータベースを誰でも気軽に利用することができる社会です。そのために、取り組んでいることは次の3つございます。

1:正確で専門的な医薬介護データベースの開発
2:医薬介護データベースの低価格化・無料化
3:膨大な医薬介護データベースを誰でも使えるようにデザイン

SCUELは、医薬介護データベースの構築を通じて、必要な人が必要なだけ情報を引き出して使える情報インフラサービスを目指しています。

1.正確で専門的な詳細な医薬介護データベースの開発
100%正確な医薬介護施設データベースというのは残念ながら、今の日本に存在していません。例えば、電話番号1つとっても、医療機関側が間違って都道府県に申請したら、そのまま公開されている状況も見受けられます。都道府県が管理する医療情報システムも医療機関に登録義務はあるものの、各都道府県により管理レベルは異なり、診療時間の抜け漏れが多い医療機関もあるなどカバー率はまちまちです。

そのため、今診療してくれる医療機関を、漏れ無く100%正しく表示するといった基本的なことでさえ現段階では不可能で、より専門的な検索となる「●●病でこういった治療法を専門的に行なっている医療機関、医師名、術式件数」を全国から探すといったことは更に難しい状況にあるといえます。

SCUELは公的データベースだけでは欠けてしまている情報を、民間企業や患者団体と協力して補完し合い、正しく精度の高い情報インフラを構築するためのエコシステムの開発に取り組んでいます。

2.医薬介護データベースの低価格化・無料化
SCUELデータベースは同項目、同一条件下であれば他のデータベースと比較して現在最も安価に設定していますが、それでもまだ安くは無い料金だと考えています。データをもっと低価格にすることで、もっと利用する方が増加し、様々なサービスが生まれ、ミスマッチの解消につながると考えています。

医薬介護の領域はとても広く専門性が必要なことから、特定の一企業だけでデータベースを整備するよりも、それぞれの専門企業と協力して開発する方が品質を高められると考えています。SCUELは価格面でも、誰でも気軽に利用できるデータベースを目指しています。

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3.医薬介護データベースを誰でも使えるようにするデザイン
医薬介護データベースが存在するあるだけでは膨大なデータ量ゆえに、一般の人が適切に利用することは難しいと考えています。そのため、データベースを誰でも使えるようにするデザイン(設計)が必要だと考えています。
例えば、病院検索は現在、検索エンジンなどを活用してキーワードを入れて検索していますが、これからはウェアラブルデバイスからの健康情報、遺伝子情報などを組み合わせて、最適な医療機関をレコメンドしてくれるような次代がすぐそこまで来ていると考えています。
SCUELは疾患検知・予防領域を研究する企業と提携し、より最適な医薬介護サービスを受けられる情報インフラ構築を目指しています。
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